1，本商品は、当社薪ストーブに接続することでペレットストーブに変えることができるという商品となります。 この接続する薪ストーブ（以下「炉体」という）の気密性の高さが重要となります。炉体の気密性が低いと以下の現象が発生します。 ・燃焼中、フタのすき間から白い煙が発生 ・フタの裏側に水滴が付着 ・ペレットが蒸される ・燃焼部が失速、鎮火。但し、完全鎮火ではなく本商品内で不完全燃焼している状態 これらの現象を抑え、上手く燃焼させるには炉体に入る空気を限りなく０％にし、本商品の空調口から入る空気を限りなく１００％にする必要があります。 燃焼が弱い等の上記のような症状は炉体の隙間から空気が入っている可能性が高いです。その場合は、アルミホイル等で隙間を埋めることで０％に近づけることが可能です。こちらはお使いの炉体の歪み具合で変わりますので、お使いの炉体にあった対処が必要となります。 第2条　ペレットについて 上記の燃焼の方法は、燃料のペレットの品質、乾燥状態が正常であることが前提となります。 ペレットは湿気をよく吸うので、保管にはご注意ください。上記の異常現象で蒸れたペレット、雨などで濡れたペレットは本商品にはご使用にならないでください。 ※ペレットの種類により、水分量の違いがあります。 ※ペレットの種類により、燃焼時間に差があります。 第3条　ドラフト（上昇気流）について 上記の条件を満たしても、燃焼が弱い場合は、ドラフトが弱いことが考えられます。ペレットは燃焼に大量の空気を必要とします。（本商品の空調口から１００％の空気を入れるのはこれが理由。） 炉体に接続してある煙突が短い、または煙突が冷えることでドラフトが弱まることで失速、鎮火の原因となります。 ドラフトを強くするため、煙突の延長や、燃焼温度を高い位置で維持する（第２条）ことが必要となります。